Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Extra chapter:Mother of marketing theory.

 
 このブログでも何度か触れていますが、確認の意味も含めてBOP-Businessを第三世界で展開する上で絶対に欠かせない(BOP-Businessに限りませんし、先進国(自国内、外国)、発展途上国(外国)にも関係無く必要な概念ですし技術でもあるんですけど・・・)Marketing理論(or技術)が戦争理論から来ていることを振り返ってみます。
 
 縁も所縁も無い第三世界へいきなり進出して(内容の如何に係らず)営利事業が成功するとは思いませんので(例の日本型BOP-Business煽りセミナーであっても:笑)実現可能性調査(feasibility study)を実施しましょう!ってなこと言ってた位ですんで、その辺りから初めてみましょう。
(created by asean_peace11)
 如何なる活動も、実施される地域がどのような環境を持っているのかが分からない状態で進攻(進出)を決定すること等出来る訳もありませんから事前調査は必要なのですが、事前調査実施の”前段階”としてあるのが事前調査の”目的(大儀と言う奴です)”が明確に実施する側に確立しないと、その後の全活動に多大な影響を及ぼすのは、古くはヴェトナム戦争から湾岸戦争、イラク戦争で証明されています(先進国では戦争と経済活動の違いは”単に直接的に人が死ぬか死なないか”と言うだけの違いでしかありませんが第三世界では”直接的に人が死ぬ”場合がほとんどです:現在のタイの混乱原因もそうですし、ギリシャでも人が死んでいます)。
 
 本来は目的とするAOの選択から始まりますが、取敢えずは決まったAOが存在したとして(アハハ)そのAOへFSの為にどのような編成をした”Team”を送り込みますか?・・。
この課題は、いわゆる国内で”プロジェクト・チーム”を編成するのと全く同じ課題をクリアしなくてはならない訳ですが、海外事業の場合は、本社(日本国内)と調査Team(国外)の間に”物理的な距離と時間”が存在する為に”即時性”を最大限どのように設定するか?と言う項目が追加されます。
(要員の語学力は基本的に関係ありません、大体、BOP-Businessを海外で展開しようと思っている事業体、経営者が英語も話せないような要員をこのTeamに参加させる訳がないでしょうから・・・苦笑)
 
 そうした時差や距離的な条件から、必然的に派遣されるTeamに
”どの程度(レベル)の自己完結能力(決裁権)”を与えるのか?
も事前に決定されていないとなりません、なぜなら、今現在、タイで発生しているような内戦に近い事態に派遣されたTeamが巻き込まれた場合”撤退するかしないかの判断”を(事業的経費的なレベルの判断ではない分野であっても)一々本社に時差を考慮して決済を仰いでいるようでは離脱手段自体が消滅する可能性すら出て来ます。
 
*BOP-Businessを実施しようと言うほとんどの第三世界諸国は現在のタイよりも更に社会情勢が不安定だったり、一見物理的な混乱がなくても潜在的な混乱要素が蓄積している確率が非常に高いモノになっている地域であることを忘れて貰っては困ります。
 
 FS-Teamは特殊部隊や密輸業者等のように”Illigal”ではないのですが(これも、何度も此処で述べているように)Legalなのは該当国の国内法を遵守する(該当国の国内法の影響下に入る)ことであって、パスポート等が免罪符等として決して機能するはずもありません。
 
  • Illigal:観光VISAで入国して事業活動:その種類は問われません:を行った場合は問答無用に違法行為です。
  • Legal:WP(労働許可証)がFSの段階では発給されていませんので如何なる営利活動も出来ません。
・・・ってな建前が”逆に”通じるのはせいぜいASEAN先進国、韓国、台湾、香港程度でそれ以外の第三世界では合法的で国内法を遵守した入国を証明する入管のスタンプでさえ完全な保障にはなりませんね・・・特にヒドイのは最近人気(爆)のアフリカ、南アジア、中東、旧東欧の順っすかねぇ・・・。
 
 次に、上記で述べている”Teamに与えられる決裁権の範囲、レベル”の一部にはなると思いますが、”自己完結”・・・を簡単に表現すると、
どの程度、物理的な支援を受けないで自力で戦闘行動を継続出来る物理量を携帯するか?
ってなことですが、FSの場合は上記表現の”戦闘行動”が”FS”に置き換えられるだけでしかありません。
(笑い話みたいなもんですが、カンボジアの奥地でアメリカン・エキスプレスは何の役にも立ちません・・・この現実を逆手に取ったCMを昔流していましたけどね・・・)
 
 平時、非常時に関係無く、第三世界で”離脱ルートの確保無し”での如何なる行動も実は非常に危険この上ない話なのです(観光の場合は若干意味が違いますが)特に、一箇所に長期滞在(Min.3週間程度~)して先進国の人間が行うFS活動ってな場合・・・
 
 ところで、こうしたFSを実施する原因はしっかり存在する、ことをこのChapterは前提にしていますが・・・BOP-Businessの場合はターゲット(敵側)は該当国の一般国民なのですから、そのAOは当然、該当国内(領土)になります・・・(Stand-Off兵器で攻撃しないでいきなりUrban warfareClose Quarters Battleに突入することはあの無茶で傲慢なラムズフェルドでさえやらなかった・・・)のですが、ターゲットを殲滅ないしは壊滅状態に持ち込めるだけの火力を持った兵器(技術、知識、製品、商品等)をBOP-Businessに参入しようと考えている中小企業は持っているんですよね・・・・???
 
(Created by asean_peace11)
 
 因みに、湾岸戦争以降いわゆる”非対称戦”的な表現が使用されますが(概念の範囲が広いのでどれが正解だ、とは言えませんが)AOが先進国以外の場合、実は非対称と言う概念そのものが成立しない(イラク戦争もアフガンでの作戦もそれを証明しているんですが)・・・準総力戦に近い状況とした方が妥当ですね。
(確かに主権国家対主権国家、という意味のTotal Warではなくても、非対称戦に突入した”軍事組織(企業)”にするとほぼ総力戦の状態に陥る、っといった意味ですが・・・)
 
 続きます
 
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Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Episode_02-A

The secondary sector of the economy
 
 どの産業分野に限らないのですが、第三世界では格差社会が常態化している為に外部からのエネルギー供給が限りなく小さいので階層内のポテンシャル・エネルギー(市場規模や購買力等ですね)が潜在性も含めて大きくはありません(香港の中国返還前夜に香港人:?:が夢見た・・・本土は人口が15億も居るんだから”1円づつ取ってもトータル15億円だ!”みたいな無茶な屁理屈が成立しないように:笑)、故に事業展開のステップとしては必然的に
金の有る地域や人達から金を取って(財を販売する、でも当然問題はありません、ってぇか犯罪やる訳じゃないんで、それしか方法がないんですけどね・・・)進出地域や人達のポテンシャル・エネルギーを現状から若干でも上昇させる。
手法を採用しないとその地域や人達が将来の顧客になることは先ずありません。
 
 確かに先進国に居ると、貧困層が貧困層であるが故に受けるディスアドヴァンテージみたいな理屈が成立するんでしょうけど、前のエントリーでも述べているように、儲かるBusinessだと認識出来ない内は能動的に参加して来ない・・もう一つの理由が
初手から貧乏人を相手にしたBusinessだと理解されると自動的に(DNA的な条件反射に近いんですが)自分達、貧乏人から更に金を巻き上げる悪辣な商売
っと理解されてしまうからに他なりません。
 
 この辺りは、幾ら、真摯に、丁寧に、易しく、”そうではない”ことを説明しようが、間違いなく誰にも理解はされません(アハハ)。
 
 それよりは、専門用語等を使わないで説明するってことは、説明自体が曖昧になったり(事例の採用過多になって”例えば”ってな話だけになったりetc.)長くなるので、そうした説明を聞いてる側には余計にイメージも何も持てないばかりか、内容の関連性が多岐に渡ってしまったりすると一気に理解不能に陥ってしまい、結局、
”自分達が何も知らない(確かに何も知らないんだけど)と思って、煙に巻く気だ!”
ってなショートカット回路が自動的に働いてしまいます。
 
 まぁ~ちょっと、乱暴なことを言うと
BOP-Business・・・っと言った瞬間に、その事業は肝心の貧困層から絶対に支持されない。
っと言うことに他ならないってことなんですが・・・・もう一つ、先進国の人間が勘違いしてしまう市場環境とでも言う特色が第三世界のそうした市場には必ずくっついている。
 
 人口が国民の大半を占める貧困層ではあっても、先進国と違って”深度”が全く無い・・・アマゾンの熱帯雨林が森林伐採によって表土が流出して再生不可能になる理由と同じだとイメージして貰えればいいと思いますが。。。
 
 経済的な発展、向上、景気が良くなる等の本質は、収入の範囲内でのみ消費活動をすることでは決してなく、収入を上回る消費活動(早い話が、借金しながら:消費:生活する)が継続出来ることによって生まれるのは誰でも知っているはずです。
 
 しかし、第三世界の貧困層の状況は
収入自体が日々の生活を営む上での最低限ないしはそれ以下の収入(それも不定期なモノ)か全く収入が無い
のですから、収入を上回る生活をしたくても現実問題として出来ない訳ですから(先進国の銀行が貸し渋る理由も同じ?)、預貯金も何もありませんし、そうした人達が資産(土地等換金性のある資産)等を保有しているはずも無い。
(国家予算が予防的な施策に回せないと言う実情は何も国家的なレベルでの話しではなく、こうした一般国民レベルのそれこそ最下層から綿々と積み上げられたモノなのですから、どうのこうの言っても始まらないんですけどね・・・)
 
 *グラミン銀行は、そうした人達(女性限定)にSmall-Business用の資金を融資して連帯責任で返済させる、と言う手法を採用した訳ですね。
 *Small-Businessですから、そのBusiness自体の規模の拡大はほとんど望めませんから”貸し手側”自身が規模の拡大(融資先の拡大)を実施することになります。
 *いわゆるSME用の融資制度は規模の大小、原資の確保レベル、実質的な制度に係らず大方の第三世界諸国が保有しているのも事実です。
 
 で、製造業分野での後発参入の可能性を考えてみると・・・・
生産施設、設備等のインフラ関連は全て自前(参入企業の持ち出し)で整備して(どのようなレベルであってもです)且:第三世界の人件費の安さとは、高校レベルの教育を受けていない人達だから低賃金なのですから:従業員教育(実際は実作業トレーニングですが)も受け持って:事業体に採用されると言う事は、日本型のような”無給のQC活動”等成立しませんので、全てが有給対象になります:事業開始準備をする。
段階から始まりますね。
 
 ただ、上記でも述べているように製造されるモノが一般国民向けだ、とは、まぁ~口が裂けても言わない方が揉めないでしょう(笑)し、段階的に考えても先ずは都市部なり、製造されるモノが売れるだろう市場へ販売して地域へのエネルギー供給を優先させるのが事業が失敗しない方法だ、と確信します。
(そうした製品レベルを実現出来るか?は又別の話ですけど・・・・)
 
 アフリカで手動ポンプの製造販売が成功した云々ってな話で重要なのは、そうしたモノを必要となる”前提条件”が成立しているからで、単にそんなモンがほしいからってな理由ではないのは自明なように、第三世界でのBOP-Businessを確立しようと言うなら
新しいNeedsやwantsを創造する(新型市場を参入企業自身が創り出す)活動
が絶対不可欠な条件なのです。。。。大企業でも四苦八苦しているのに、下請け根性が染み付いた中小企業にそんなこと出来るのかなぁ????
 
続きます。
 
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Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Episode_01-B

The primary sector of the economy
 
 第一次産業に限った話じゃないんですが、第三世界で”Business(この英語表現が第三世界でどう理解されているかはIndispensable attainments to foreign investment. Can you hears what others say?:Japanese BOP-Business:2010/03/25:で述べてます)”が成立するには”現在以上に儲かる必然性”が明確に見えたり実感出来ないと地元の人達が参加して来ることは先ず期待出来ないんで、僕らの活動では(CDDとも合意した内容でもあるんですが)事業開始時点での規模は”小さく(確実に)”且「必ず」”(規模に関係なく)成功事例とする”ことを絶対条件にしています。
 
 つまり、具体的な”成功事例”を確実に作ることで、その後の事業参加や拡大を地元の人達自らが能動的に”やりたくなる状況”を作り出す手法を実施している訳ですが、こうした手法にも実は限界があって、事業主体が地元の人達ですんで、どうしても”事業更新”っと言うか将来を見越した戦略性が育って来ない・・・・簡単に言うと”簡単にルーティン化してしまう”為に発展性が消失してしまうことが結構、問題になる。
 
 事業参加時点では”(現在以上に)儲かる”ことを期待していたにも係らずいとも簡単に”既得権益化”してしまう為に(表現は悪いですけど)ピンハネ率が上がってしまって収入源であるはずの財の質が低下してしまう・・・・まぁ~、超即物的な拝金主義傾向が強いので仕方が無いと言えば仕方がないのですが、そうした傾向がより強く出てしまうのがその国で”オリジナル”と位置付けられる人達の場合が多いのも悩みの種になる。
(華僑系は、儲けを出せる迄は先行投資優先で収奪は我慢する、ってな傾向が身に染み付いている・・・その結果は必然的に富裕層はそうした華僑系に偏ってしまい、後先考えずに儲けることを優先してしまう傾向の強いオリジナルの人達はいつ迄経っても貧困層から抜け出せない・・・ってなことになってしまう)
 
 国家体制によっては華僑系を法的に政治参加させない・・・ってな処置を採用している所もあるんですが、日本の時代劇TVじゃないですけど、大店の越後屋さんはその財力にモノを言わせて代官を買収してしまうなんざぁ~朝飯前(爆)ってな状況ですから、自分達に都合の良い立法化やインサイダー情報へのアクセススピードが違う等の不均衡が起きてしまうので一旦出来てしまって時間が経過した権益構造はそう簡単に崩れなくなってしまう(インサイダー情報へのアクセススピードの差では、政治家の家族を社長:個人筆頭株主:にしていち早く関連事業を立ち上げてしまう、ってなのが一般的ですかね)。
 
 そうした既得権益だらけのその国の人達(多くの貧困層)を対象にしたBusinessが一般的な中で第一次産業分野で後発参入の可能性がある分野は
農地を先進国型農業が実施可能な農地へ改良する関連事業(全般)
ですかね。。。
 
 但し、単に農地改良事業、それも土木分野だけではなく、収穫後の貯蔵施設やら集荷、出荷施設、流通方法等、農業分野で必要な領域での施設やら運用、管理手法等が整備される必要性があるんですが・・・・
 
 当然、そうした事業を運営する為の国家予算なり、地方予算が事前に確保されている訳ではないので、環境が整備されて出荷(販売先の確保:営業:も含まれますけど)出来る迄の間は完全に、参入企業の持ち出し(先行投資)になるのは覚悟しなくてはならない。
(ODAをどう利用するか?ってな戦略性も必要になりますね、ハイ)
 
 日本型BOP-Businessでは地元の行政やNGO等と協力関係を組んで・・・なんて生温いこと言ってますけど、実は参入する側がそれも中小企業一社で何とかなるような市場ではないので事前にJVを組むかクラスター構造的な事業連合体を作って望まないと利益確保は非常に難しくなってしまう。
(事業連合体のイメージは、元受、下請け的な同業種での構造ではなく異業種での構造ですね、どちらかと言うと・・・)
 
 個別の領域で、こんなモンが足りない、こんなモンがあればより事業が発展する・・・的な話は幾らでもあるんですが、それだけに対応していると実は現地資本の越後屋に付け入る隙を与えてしまうことになって鼻面を引き回されるだけ引き回されて何がなんだか分からないまま権益を全て越後屋に持って行かれてしまう可能性が非常に高い。
 
 つまり、総合力の無い中小企業が単独で第三世界のそうした市場に参入しようとするとBusinessにするはずがBusinessにならなくなる確率が高くなってしまう・・・。
そうした事態を予防する上でのsecurity概念ではあるんですけど、出来ますか?国内でそうしたコンセンサスの確立が・・・
 
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Full illustration Album Artwork for iTunes & iPod

 
 この辺で気分を変えて。。。ハハハ
 
 Original Artworkを作る際に最も時間が掛かるのが意外と”素材”になる画像を見つけ出すことなんです。
例えば、いわゆる自分で撮影することでその問題が解決するか?(つまり時間短縮が可能か?)ってなことには先ずほどんどならない。
 
 マーケティングの一部として、コマーシャル・フォトやIDのプロマネの経験から、作り込んだイメージを作るってのはコンセプト・ワークやスタジオの設定等にとんでもない労力と時間が掛かってしまう。
 
 そうして撮影された画像ってのは・・・演出のレベルが高ければ高い程確かに完成度は上がる(この完成度が上がるってのは、撮影後の画像を編集する余地が無くなる度合いかなぁ?、なのでプロが撮影した画像ってのは手を加えられる余地がほとんど無い・・・)
 
 んで、そんな下準備や配置(のセンス?爆)が出来ないのなら、PhotoShopなんかの画像ソフトだと全て画像処理可能な機能を持っているんで、撮影の際に下手なことをしない方がいわゆるEffectはソフトウェア上の方が数段レベルの高い結果を与えられるだなぁ~コレガ・・・
 
 で、これが驚くんだけど・・・画像処理ソフトと描画ソフトは大抵同じ会社が作っているので完全に互換性があるんで、目的の画像が見付けられなかったり撮影出来ない場合には、イラストとしてゼロから描画した後でビットマップ画像に変換して最終処理を画像処理ソフトでやってしまう・・・ってな方法の方が圧倒的に時間を短縮することが出来る。
 右の画像は”リンゴ”「だけ」が出来合い(笑)で後は全て「手描き」のイラスト。
左の画像は人物と車は出来合いの画像をトレースしてイラストに変換したモノと「手描きのiPod」
 
 1枚当りに掛かる所用時間てのは”約30分”程しか掛かっていない(ブハハハ)
 
 まぁ~単に”慣れ”ってな話っすけどね。。。
 
 因みに、どんな名画も写真も”実物”には絶対にかなわない・・・なので、展覧会なんかに”生花”を送るのは非常識だ!ってな話をあるギャラリーのオーナーが言っていた。
確かにそうだよねぇ。。。
 
 
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“Peaceful resolution” ・・・ Flashback Thailand

 
 何処かのニュースを引用しても・・まぁ~それがどうした?ってな雰囲気ですんで。。。
 
 前のエントリーで、
”多分、この方法しかなかった・・・んだろう”・・・ってなことを書きましたが。。。ここ数ヶ月のアピシット政権の場当たり的で一貫性の無い対応がそのまま出てしまいましたね、結局は。。。
 
 あの一帯のインフラをカットした迄はまぁ~良かったんだと思います、携帯のジャミングもしましたしね(あっ、一応、断っておきますけど:余りにも見え見えな最大障害の強制除去ではあっても、此処はタイですから・・・首謀者が誰か?や実行犯は誰か?なんて話は意味を持ちません!強いて言うなら、双方にとって政治的な決着を図る為の道が開ける、っと言う利害の一致があったに過ぎません)
そこ迄やっておきながら、更には、公然と且誰にも特定が出来ない状況を作って実行しておきながら、
なぜ、加担していた連中を同時に除去出来なかったのか?
っと言う辺りが詰めの甘さと軍との連携が不完全なことを露呈させている。
 
 Maj-Gen Khattya Sawasdipolが自らが語っているように、現状でUDDと政権側が妙な妥協をされてしまったら”自らの生存の保障”が全く得られないばかりかそれこそタクシンのように亡命なんてことも全く出来ない(これもお断りしておきますが、タクシンは彼を仲間に入れた記憶は全く無い上に、彼の余りにも過激な行動に閉口していた・・・)。
 
 Thai Royal Armyの遠い記憶としてあるのは、手に負えない程の過激な行動を採り且その行動を継続出来るだけの支援と技量を持ち合わせている連中を国内で処理するのではなく国外へ連れ出してしまう手法の採用は今回は諸々の事情からほぼ不可能であり、そんなこと繰り返したら・・・・
 
 その結果、軍と政府内で国内で何とか除去する方法を”早急に”実施しないとならなくなってしまった・・・・ってのが実情でしょうね(その為にはUDD側も:直接的にはタクシン自身との間で:除去する旨のコンセンサスの取り付けはそう難しい話じゃない。。。)。
(再度、お断りしておきますが、いなくなって貰う方針は採用したが”どういなくなって貰うか?”迄は誰も知りませんよ)
 
 但し、彼はそうした事情を察することが出来ない程に自分達のマッチョさに酔っていた節がどうもありますね・・・これ迄と同様に(asiaの慣例通りに)”ゴネ得”が通じると思っていた・・・現P.M.はリーシェンロン程ではないにせよ英国生まれの英国育ちだ、ってことを理解出来なかったんだろうなぁ。。。
 
 大体、イラクで米軍が証明しているように
非戦闘員に被害を出さずに精密射撃だけで市街戦を遂行することはほぼ不可能
なのですから、Maj-Gen Khattya Sawasdipolの一味が分散してしまえば、そう簡単に掃討することなんざ出来ない(被害がある程度拡大するのは止むを得ない)。
 
 UDDの穏健派リーダーが離脱した、ってなニュースもあるようですが、そりゃぁ内部分裂するのは当り前の話で、タクシン支持派は途中から”民主化運動派”が加わっているのですから、彼らからすると、如何に混乱を収集する為ではあっても形はどうであれ結果的に暴力を使ってしまうのであれば、何の為の民主化か?!ってな心境になったとしても不思議じゃない。
(元々がタクシン支持派と民主化運動派が合流することに無理がある訳ですから・・・)
 
 どうであるにせよ・・・これ迄の混乱と昨日以後の混乱は・・・意味が違っているでしょうね・・・
 
 ぁ~~あ、気分悪いっ・・・
 
 
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There is not necessarily moon every night.・・・political compromise、precision surgery?・・・Thailand

 
 この1件に関しての僕の感想は・・・
 まぁ~この方法しかなかっただろうなぁ~
っと言うモノです(後味は悪いけどね)。
 
 ニュースサイトの中で一番、冷静且客観的な記事がThe Financial Timesでしたので以下に

By Tim Johnston in Bangkok
Published: May 13 2010 10:51 | Last updated: May 13 2010 19:52
 
A renegade Thai army officer advising protesters who have occupied sections of central Bangkok for more than a month was shot on Thursday night in the midst of a new round of violent clashes between demonstrators and security forces.
 
As darkness fell over the capital, soldiers were deployed at key points beyond the stockades made of tyres and sharpened bamboo staves that mark the fringes of the zones established by the protesters, identified by their red shirts.
 
Maj-Gen Khattya Sawasdipol, an officer whose views were regarded as extreme even by his political allies, was shot shortly after the launch of a security operation to surround the sprawling protest site and stop supplies reaching ­demonstrators.
 
Maj-Gen Khattya was one of a number of casualties reported by hospital officials after an explosion and gunfire earlier in the evening. There were later reports of gunshots and protesters lobbing rocks at police, who responded with rubber bullets.
 
The shooting of Maj-Gen Khattya, believed to have been by a sniper, is another bloody episode in an increasingly confrontational stand-off between demonstrators and government.
 
Abhisit Vejjajiva, the prime minister, withdrew an offer of early elections he made last week as a compromise on the protesters’ demand for his immediate resignation.
 
The protest leaders initially cautiously welcomed the offer but then qualified their acceptance with demands to ensure that they would not be locked up as soon as the protests ended. The shifting demands exhausted Mr Abhisit’s patience. “I have cancelled the election date . . . because protesters refuse to disperse,” he said. “I have told security officials to restore normality as soon as possible.”
 
The authorities were considering cutting off water and power supplies to the demonstration area but hesitated, partly because of the presence of two hospitals in the vicinity.
 
Analysts said turning off the fire hydrants that supplied most of the water to the protesters could have a devastating effect.
 
But Mr Abhisit was running out of options. The police were widely believed to share many of the protesters’ concerns and the army seemed willing to carry out containment operations but showed little appetite for a bloody confrontation which would be necessary to clear the demonstrators from their stronghold.
 
Protest supporters, galvanised by the threat of the crackdown, flocked to the main protest site, energising a rally that had begun to show signs of long-term fatigue.
 
Their leaders, voices hoarse after 60 days of speeches, stood on a brightly lit stage, thundering heavily amplified defiance into the muggy night.
 
“We must stay here until we have overcome the assault by the government,” said Weng Tojirakarn.
 
However, there were only limited references to Maj-Gen Khattya – who was better known by the nom de guerre “Seh Daeng”, Commander Red – and was one of the most controversial figures in the anti-government ­movement.
 
He was described as the biggest barrier to the peace process by Mr Abhisit. Maj-Gen Khattya was close to Thaksin Shinawatra, the former prime minister who is the godfather of the protest movement but he was initially rejected by the mainstream leaders of the demonstration because his confrontational views clashed with their desire for peaceful protest..
 
“He was kind of a loose cannon, most of us wish he was not part of what we do,” Sean Boonpracong, a spokesman for the protesters, said shortly after the shooting.
 
However, he became more influential as the main protest leadership fractured. Maj-Gen Khattya was suspected of playing a key role in violence last monthv which led to the deaths of 25 people, including 19 protesters, five soldiers and a television cameraman. He denied the allegations but has revelled in controversy. The commander of the armed forces had been trying to have him cashiered.
 
“I am a soldier outside the law,” Maj-Gen Khattya told the Financial Times during a lunch late last year. Volume 5 of his self-published autobiography showed a picture of him dressed as Rambo, the Hollywood tough guy.
 
Copyright The Financial Times Limited 2010. You may share using our article tools. Please don’t cut articles from FT.com and redistribute by email or post to the web.

 
 強攻策はアピシット首相の立場や性格等からしても”先が見えない”し”似合わない”ってなことを此処でも書いていますし、タクシンが実施していた政策や思考方法を最も理解出来たのは現P.M.だ・・・とも書いていた。。。
(軍のスピンアウト組的な表現も使っていました)
(Maj-Gen Khattya Sawasdipol)
 
 (正直な所、これ以上書きたくないなぁ~・・・)対話、話し合い、etc.etcによるいわゆる”平和的な解決”にとって障害になってしまうのはこうした強硬派っと言うか特に自分達をマッチョな存在として位置付けたい連中であるのは世の常な訳で。。。
 
 前のエントリーでも”兵糧攻め”手法がUDD全体にとっては効果があるモノではないことは自明なのですから・・・携帯電話迄ジャミングする理由は・・まぁ~押して知るべしで。。
 
 しょうがないないのかなぁ~~~
 
 
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Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Episode_01-A

The primary sector of the economy
 
 aseanの悪い癖で(苦笑)前振りが長いっ。。。。まぁ~それはともかく・・・スンマセン
 
 BOP-Businessを先進国の営利企業が実施するのは第三世界、発展途上国な訳ですけど、何と言うかその事業展開をする地域の多くは”紛争地帯”もしくは”紛争地帯に隣接した地帯”、”紛争勃発の要素を数多く抱えた地帯”であることは間違いがありません。
(ミャンマー等のように軍政、独裁国家等もそうした体制がなければ当の昔に内戦状態になっている国家も含まれます、カンボジアの場合は、旧ポルポト派の残党:それも残虐行為を直接実施した当事者達:が生存して同じ地域に居住している、という特異な状況ですので正直な所は、どうその状況が変化するか全く予想が出来ない/明確なLICになる前段階・・・っとでも言う状況:武器の個人所有率や入手の容易さ、武器に対する人々の認識等の様々なパラメータが複雑に関係している:・・・)
 
 又、タイ南部で発生しているような実質的な正体が不明なままで頻発するテロ行為規模の集団犯罪:前にも書いていますが、第三世界の犯罪組織の常識として治安機関との武力衝突に対して躊躇がありませんから犯罪組織が必然的に重武装化しますので、余計に犯罪行為の輪郭が不明確になる傾向が強くなります。
 
 毛沢東ですら晩年、述懐したように第三世界では”中央政府”の統治能力や影響力が及ぶのは大都市ないしは首都からせいぜい数十キロ辺り迄と言うのが一般的で、ある範囲を超えたり都市間は一種の”無政府地帯化”している場合が往々にあります。
 
 こうした問題がより複雑化する背景の一つに、いわゆる”多民族(国家)”、”少数民族”等の中で人類学上の識別もしくは外国人からすると全く外見上から見分けることが不可能であるにも係らず自分達だけで”アソコの部族(実際は家族や親戚レベル)と我々は違う部族だ”と頑なに信じている(スピン・オフした理由は、ほとんど大した理由じゃない)が故に全く別の接触方法等を採用しないとどんな話も前に進まない・・・なんてことも当り前になっています。
 
 こうした事態に”宗教”が絡むと更に話が複雑になってしまうんですが(アフリカに多い)、どれもIdentityの問題なので部外者(よそ者)の話等に聞く耳等到底持たない。
 
 で、此処からが、テーマのThe primary sector of the economyになるのですが・・・
 
 例えば第三世界では”農耕”ってのが必ずしもその地域で昔から行われていた産業分野ではない場合が多い。
いわゆる”国境と国家概念”がWWII以後にそうした第三世界へ本格的に持ち込まれた結果、それ迄狩猟採系民族だった人達をそうした国家が囲い込む必要性が生じたり、人口の多さ=国力だったり等から”定住させる必要性”が生じてその定住条件として”農耕”を奨励した:もしくは、農耕をするなら国民として認める=定住を許可する(ASEANに多い):といった処置がなされたことから、農業環境(インフラ)の整備が不十分な場合が圧倒的に多い。
(移動範囲が拡大した場合、国境間移動を昔同然に行われてしまうことによる国家:中央政府:の統治能力に対する国際社会での評価が下がる・・・等も影響した)
 
 この定住政策のほとんどは、そうした少数民族を分離もしくは隔離することが真の目的ですから、定住地域の自然環境は一般的に劣悪で農耕にほとんど適さないがことと、居住する人口が極端に少ない為に犯罪組織が違法薬物の為の作物栽培を依頼したり生成作業を行う施設で働くことで現金収入を保障するようになってしまう訳です。
 
 ところが政治体制がある程度安定している国家でそうした少数民族問題を抱えていると、国際社会等からの圧力でそれなりの補助制度が充実していたりするんですが、肝心の彼らには”自分達が少数民族だ、というだけで政府から金が貰える”と言う現状に甘んじてしまう傾向が強いんですが、そうした福祉政策が継続されればされる程、そのすぐ近くに居住しているないしは地方都市近郊で農業をほぼ専業として生活するオリジナルの一般国民への社会インフラ整備に金が回らなくなってしまう。
 
 そうした結果、農業の生産性や効率等が全く向上しないまま取り残されてしまう第一産業従事者が増加する・・・・ぅう~~ん、全くの負のスパイラルだなぁ~こりゃぁ。。。
 
 まぁ~早い話が(?)金を稼げる農業になるなら喜ぶでしょうね、確実に。。。。
 
続きます
 
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Who is confused?・・・Thailand

 
 日本大使館から以下の緊急一斉通信・・・ってのが立て続けに送られて来ています。

■ タイ在留邦人の皆様へ
      【大使館からのお知らせ】
                    緊急一斉メール
===========================
反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月12日18:00現在)
1.タイ政府から本日夕刻の連絡によると、タイ政府が本日24時をもって実施す
るとしていたラチャプラソン交差点、ラチャダムリ通り、ラマ1世通り、プルン
チット通り付近の地域に供給されているインフラ(電気、水道、電話)及び公共
交通機関(BTS、バス、運河連絡ボート)の封鎖については、本日は行わない
ことにしたとのことです。
 
2.他方、治安当局はデモ周辺地域の出入りのチェックを強化しています。また
、これらの封鎖措置が今後、何時、どのような形で発動されるか明らかになって
いません。ついては、引き続き報道等よりの情報収集に努めてください。
 
3.この政府側のインフラ等封鎖の発表を受けてUDDは、反発を強めています
ので、UDDが集会により占拠している地域(ラチャプラソン交差点~サラデー
ン交差点を中心とする地域(大使館ホームページ地図参照)の近くに滞在する在
留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、厳に不要不急の外出は控え
て下さい。
■ タイ在留邦人の皆様へ
      【大使館からのお知らせ】
                    緊急一斉メール
===========================
反独裁民主戦線(UDD)等によるデモ集会・行進実施に関する注意喚起
(2010年5月12日14:00現在)
1.12日(水)午前10時50分、政府は、UDDが抗議活動を行っているら
ラチャプラソン交差点、ラチャダムリ通り、ラマ1世通り、プルンチット通り付
近の地域に供給されているインフラ(電気、水道、電話)及び公共交通機関(B
TS、バス、運河連絡ボート)を13日(木)午前0時から封鎖する旨発表をし
ました。なお、封鎖地域、期間については未発表ですが、政府は、詳細について
は追って発表するとしております。
実際にインフラが閉鎖された場合には、近辺に居住している人々の生活には多大
な支障が発生することが考えられます。更なる情報の入手次第、再度お知らせい
たします。
 
2.この政府側の措置に対しUDDは、あらゆる対抗措置をとるとしていますの
で、UDDが集会により占拠している地域(ラチャプラソン交差点~サラデーン
交差点を中心とする地域(地図は在タイ日本国大使館ホームページを参照して下
さい)の近くに滞在する在留邦人、邦人旅行者については、不測の事態に備え、
厳に不要不急の外出は控えて下さい。

 
 まぁ~一種の”兵糧攻め”をタイ政府が実施する・・・っと言うものですが、誰が考え出したモノなのやら・・・何気に浅はかと言うか間抜けな印象を受けてしまう処置ですね。
 
 UDDが何処か建物(屋内)を占拠しているとか言うなら効果があるかも知れませんが、彼らの大半は”屋外”でバリケードを組んで道路を占拠している訳ですからこうしたインフラ封鎖作戦みたいのがどの程度効果があると言うんでしょうか?
(こう言っちゃぁ何ですが・・・人質籠城事件でもないんですから。。。軍部が考え出したのかどうかは知りませんけど映画の見過ぎじゃねぇの・・・)
 
 現状を冷静に分析出来ているなら今、政府がやらなくてはならないことは
タクシン派、反タクシン派、マルチカラーとか言う馬鹿共も含めた全ての側に現在以上の混乱、死傷者が出ないように最善を尽くす
ことであって、こうした間抜けな排除行動は、無用な混乱の拡大と死傷者を作り出してしまう確率が高くなる、ってことがどうして理解出来ないのか不思議でしょうがない。
 
 日本では今時”陰謀”なんてのは映画やTVの中でしかお目にかかれないことが茶飯事で発生する第三世界で、例えそれがASEAN先進国と言われていたタイであっても、バンコクを知っている方はご存知だと思いますが、街中はどちらかと言うと京都的に”暗い”にも係らずインフラをカットしてしまうってな作戦は唯でさえこの混乱に乗じて自分達の存在感を示そうと躍起になっている軍部のスピンオフ組とかが混在している状態を更に混沌化へ拍車を掛けるだけでしかない。
 
 ましてや、現在のアピシット政権が本当に”国民の安全を護る”役割を果たそうと言うなら、どちらにも被害が出ない状況を作り出すことが最優先だと言うのに。。。
 
 困ったなぁ~・・・ホントに
 
 
 
 
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Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Episode_01

The primary sector of the economy
 
 産業分野別に第三世界でBOP-Businessネタの可能性を考えてみようと思ったんですが・・・(苦笑)その為には、全体的な視野をある程度捨てなくてはならなくなるんで、その辺りを事前にお話しておきましょう。
 
 いわゆるIT関連や株式投資分野でもない限り(実はIT分野でも同じ問題は抱えているんですが・・・)大方の企業が係っている分野は”商流を伴った実業分野”のはずですから、経済活動が円滑に動くイコール物と金が”動く”環境が必要になるのは当り前の話ですね。
 
 つまり、
  1. 製品や商品を生産、製造する施設設備の維持に必要な社会インフラ環境(電気や燃料、取引先とのコミュニケーションを必要としない産業や業種、業態であれば別ですが・・・)
  2. 製品や商品を生産、製造したりする為の原材料のロジスティック環境(当然、原材料を購入する為の決済機構の問題など等・・・細かく挙げればキリがなくなります・・・)
  3. 生産、製造した製品なり商品(この違いは大きいんですが)を販売する為に必要なロジスティック環境(決済機構etc.etc.・・・・)
の3点が先進国と比較して徹底的に未整備であるが故に発展途上国、第三世界と評価されている現実・・・てのがあります。
 
 更に問題は、こうした経済発展に不可欠な”社会インフラ整備”の責任主体はその該当国自身なのですが、ほとんどの第三世界では様々な事情からそうした自国の社会インフラ整備に必要な予算の確保が非常に難しい・・・という現実があります。
 
Note:
 以前も何度か此のブログで述べてますが、ほとんどの第三世界で社会インフラ整備の為の国家予算を確保しづらい大きな理由の一つが、
現実に起きていない事や目に見えない事柄(将来)に対する予見的、防止的な予算確保に対する議会(政治家)の支持が得られない=政治家本人は将来をイメージ出来ても大衆迎合型の政治を民主主義と勘違いしている政治家が多いので明日の話をしても選挙区の選挙民が理解出来ない可能性が高い為に言っても始まらないと初めから諦めているか、それよりは”今日の100円を明日には200円に!”というスローガンの方が分かり易い・・・ってのも事実としてある訳です。
(上記の話は明日の話で目の前の話じゃない・・・ってなことではなくて、彼らの理屈はこうです・・・・今はg100円の儲けがあるがアンタの言う事を聞いたらg200円の儲けになるってことか?・・・という理解なんですが、実質的な経済活動ではそんなことは起こりませんけどね・・・販売量が増加したのに単価が変わらないなんてのは希少金属位なもんですから。。。これだけで、利益の再配分を均等に行うと独り占めしていた時よりも儲けが減ってる!ってな騒ぎになりますね確実に・・・)
 
 ともかく(ハハ)現状の個人レベルで”Shoubai(商売)”としてやっている時に稼げる金額と比較して数段(極端な場合は数倍?数十倍)儲けが増えることが”経済的な成功(発展)”であり今と比較して下がるんならそんな阿呆なことはやらないに限る・・・っと多くの人達は信じて疑いません。
 
 その問題の解決策は、たった一つしかないのも自明で・・・個人でやっていた時よりも格段の売上を確保する・・・以外に道が無い。
良くも悪くも、第三世界で”一般国民が主体になる市場”に参入しようとするなら、端から”規模の拡大フェーズ”から始めなくてはならなくなる訳です。
 
 更に、そうした個人レベルでのいわゆる”零細商店が実施する零細事業”が掃いて捨てる程ある為に、結果的に巨大流通等をわざわざ作らなくても物資面での流通が止まらないばかりか小回りが非常に利くので下手な巨大流通よりは恒常性が保たれていたりする。
(一旦、小さくても成功事例的なモノが成立すると、誰もが同じことをアッと言う間に初めてしまうのが第三世界の常でもあるんで:種の絶滅現象と同じで、事業内容が全て同じですから衰退する時も一気にその全部が駄目にはなりますが・・・)
 
 こうした流通過程の未整備等も問題は問題なのですが、実はそうしたこと以上に問題になるのは
田舎や農村地帯でその生産性が向上した場合に発生する問題
ってのがあるんです。
 
 日本の何処かのNGOだかが指導してASEANの田舎で自分の所で余剰になった農産物、食肉を”市場(イチバ)”を作って販売する(貨幣経済の導入)ことで現金収入を向上させようというのが昔あっていつしかその”イチバ”が何処へ行っても定着しているんですが、単に金が横に移動するだけで(各段階で利益を差っぴくと目減りしますけど)全体のパイが全く広がらないっと言うよりは停滞してしまう・・・という現象に陥ってしまいます。
 
 つまり、外部からのエネルギー補給が起こらない状況でモノと貨幣の交換をしても活性化(流動化)等するはずもなく、その向上が劇的だったりすると行き場を失った余剰製品の山になってしまう(途中で資金そのものが底を尽きますから生産自体も停止しますが・・・ハハハ)。
 どんなエンジン(内燃機関)を積んでいようが外部からのエネルギー補給が切れればそのパフォーマンスを発揮することが出来ない・・・ってな至極、当り前の話ですから、何も第三世界や発展途上国に限った話でも何でもなく、世界中何処でも通用する話(条件)ですよね・・・いわゆる世界標準っすかね?
 
 アフリカで、簡便で堅牢な手動ポンプを現地の人達に販売した・・・なんて事例がBOP-Businessの成功例として紹介されているようですが、確かに”飢餓問題”を解消することが最終目的なら生産性の向上によって餓死する危険性は激減するんですが、その結果出て来る問題はその段階では解決されない。
 
 つまり、衛生的な問題も含めて餓死する人数が減少する訳ですから(表現は非常に最悪ですが)死ぬはずだった人間が死なないことで(人口爆発を起こしているのは決して先進国ではありませんから)ある種の”調整機能”が低下した場合に、そうした手動ポンプによって栽培された作物だけで増加した(減少しない)人口を養って行けるのか?・・・ってことですね。。。
(他の地域へ販売出来るだけの付加価値を持った製品レベルなのか?ってな問題もありますからね。。。。先進国で言う付加価値とはかなりレベルが違いますけど)
 
 活性化する=流動化する・・・ってことは、それ迄、安定化していた地域(停滞してたでもいいですが)に不安定化が持ち込まれる訳ですから、相当に注意深く”共同体”を事前に構成しておかないと一気に、格差が広がってしまうことは現在の中国が如実に証明しています。
(それだけではないんで外国での事業運営上の安全保障、危機管理が非常に重要でもある)
 
 っと言ったインフラレベルでの問題を避けて、第三世界での一般国民レベルでの事業展開は非常に難しい・・・それは現地の人間だろうが(逆に現地の人間程、ってな場合も数多くある)誰だろうが全く関係が無い。
 
 次からは、本格的に事業分野別の可能性を考えてみましょう・・・
 
 To be continue
 
 
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Everything is here but nothing is here. True seed of BOP-Business in the third world.・・・Prolgue

 
 稚拙な日本型BOP-Businessはともかく(笑)、第三世界で先進国企業が本等にBOP-Businessを運用することが出来るのか?BOP-Businessを行えるだけの事業ネタが存在するのか?仮にそうしたSeedがあったとして先進国企業がそうしたSeedに確実にMeet出来るのか?等をSeriesとして考えてみましょう。
 
 先ず、これ迄、外資系企業が発展途上国、第三世界に関係なく海外進出する理由を大まかにまとめると以下の2つ程度だったと思います・・・
  1. 本国等と比較して格安な労働力等を求めて進出する。
  2. 需要や輸出(相手国からすると輸入)規制等から該当国へ進出する方が資金運用面から有利になる。
ただ、原則は”今現在、本業としている事業を(低コストで)継続することが目的”であるのは間違いがないと考えます。
(製造系中小企業の場合は、発注元や元受の要請ってな事情も無視は出来なかったと思いますが・・・)
 
 しかし、いわゆるBOP-Businessは進出する目的自体がこれ迄の海外進出とは全く違う、と言うか
進出先自体が初めから事業ターゲットである。
な訳ですから、同じ手法や概念で海外進出すること等到底出来ないのは自明です。
 
 実際、製造系中小企業で海外進出している企業のほとんどは製造した製品の販売先は固定されている(決まっている、と言うか発注元の事情:製品品質が現地調達では無理があって結局、本国で下請けをしていてくれた中小企業を呼び込むしか解決策が無いが故ってのが本当ですね・・・現在は必ずしも販売先がグループ会社内で完結させられる事態ではなくなって来ているのも事実ですが・・・)
 
 そうした構図が存在しているので、実は海外駐在と言っても、現地語や英語での(母国語以外での)営業力や折衝力をほとんど必要としない(T通商等は完全にその代表格で、駐在員で英語を満足に話せる人って僅かだなぁ~ハハ)中で仕事も日常生活も成立していた。
 
 そうした意味からも妙な”土着化”みたいな表現が使われているんでしょうけど・・・BOP-Businessの場合は終始、折衝先も販売先も現地の人間や機関がターゲットなので、日本人との接触は限りなく無くなってしまうのは自明で必然的に日本語の使用頻度も限りなくゼロになる。
 
 これ迄のような”現地化”概念ならば、従業員(作業員)を現地採用をしても、仕事の仕方や運用方法、極端な場合は社内での言語を日本語にした所で”外資系の企業”なのですからそれはそれで問題はなかったんですが(中間管理職以上と未満で最低でも英語が理解出来る現地従業員が採用しておけば現地語への翻訳はその現地採用の管理職に任せキリでも・・・まぁ~最低限の意思疎通は可能なんで。。。)”土着化”概念となるともう一段、厳しい現実に向き合わないとならなくなる。
 
 実際、僕らでも活動を開始した当初、CDDが主催するワークショップで西欧型ジャンルの説明をする時に担当者からは”日本語でやってくれ、その方が「細かいニュアンスが通じるだろ?!」”ってなことを良く言われたんですが、そうした要求の真意は
日本語の細かいニュアンスの”部分”こそが実は先端概念を支える”ツボ”
だからんですが・・・ところが、例えそうした方法を採用したにせよ肝心の現地語の方にその細かい日本語のニュアンス(英語も同様)を表現出来る言葉=概念が成立していないので、現地語にそうしたニュアンスを翻訳出来たとしてもそれは現地の人間が理解可能な概念ではなくなってしまう・・・という事態に陥ります。
 
 さて、初期コミュニケーションってな辺りから既に相当厳しい問題に直面する可能性をBOP-Businessは持っているんですが、このBusinessの概念は
現地の人間を現地で採用する。
だけなんでしょうかね?・・・その運用方法は本国の制度を採用するんですか?それとも現地の制度や概念を採用するですか?
 
 続きます。
 
 
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